13月世の白雪姫
あらすじ
《霧の國》の王女シンニードは、母である魔女トワルの厳しい支配下で生きていました。鏡の前で「世界一美しい」と讃えられながらも、息の詰まる日々。
けれど、ある日手にした「鍵」が、彼女の運命を静かに動かします。〈鍵穴の林檎〉の扉を抜けた先で彼女が辿り着いたのは、光の精霊たちが息づく《金色野原》でした。
そこで出会うのは、孤独な蟻の精霊ダリズ。ふたりは魔法を介して心を通わせ、かすかな安らぎを見つけていきます。
しかし平穏は長くは続きません。霧の軍勢の襲来により、親友である毛虫のピッピは白化した宝石へと変えられてしまったのです。彼を救う唯一の希望は、伝説の〈三種の指輪〉――その霊力を手にすること。
シンニードとダリズは《金色野原》を後にし、失われた命の光を取り戻すため、冒険の旅へと踏み出します。
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